

john moore / ジョン・ムーア:社会企業家。コミュニケーションデイレクター。英国公認、リバプールダンスアカデミー公認教師。オーガニックフード・ガーデニング教師。元パタゴニア日本支社長。英国シェフィールド大学教育学部卒業後、教師を経て、電通に入社。コピーライターとして活躍する。その後、パタゴニア日本支社長に就任し、現在はjohn moore associates代表を務める。
日時:2010年1月10日(日)10:30〜12:00、13:30〜15:00
場所:INAX世田谷ショールーム

セミナー開始直後、空のペットボトルや卵の容器、傘などを取り出して、「これは何ですか?」というジョンさんの質問からスタート。「ペットボトル」という答えに、「他には?」と別の答えを促されました。不思議に思う参加者全員にジョンさんは優しい視線を送りながら、ペットボトルは、真ん中で切って苗にかぶせるとビニールハウス代わりに使えることや、卵の容器は種(タネ)を発芽させるためのフタ付きの容器として使えることなどを例にしながら、「re-THINK、re-Cycle、re-USE」というキーワードで、改めて考えること、再利用することの大切さを伝えていただきました。

「良い土は、微生物がたくさん住んでいて、ふわふわと柔らかく、良い匂いがします」というジョンさんのお話に、参加者全員で実際に良い土の触感や香りを体感しながら、土づくりに大切なことや、水の与え方、虫との関わり方についての説明を受けました。
種のお話では、市販されている種は加工されているものが多く、植物の生命力が弱くなっている一方、オーガニックな種は、生命力は強いが、良い種を作り続ける人が少なくなり、その種類が減っていることを危惧されていました。

種の説明に続いてジョンさんが取り出したのは、ご自宅で様々な容器で育てていらっしゃる野菜とハーブでした。その中でも、この日一番の盛り上がりをみせたのは、ペットボトルの中で大きく育った大根。
セミナーも中盤に入り、土と種の大切さについて学んだ参加者が、これまでの説明を確信して「なるほど!」と力強く頷いた瞬間でした。

最後に、家の中で陽の光が入る時間や場所、そして植物の相性(コンパニオンプランツ)を考えてプランニングする大切さを学んだ後、参加者はジョンさんとショールームに移動して、キッチンやバス、トイレを見学しながら、植物にとって快適な空間をコーディネイトするアドバイスをもらい、自宅で実践するためのイメージを深められていました。

狛江市在住
土づくりに特に興味があったので今日の話はとても参考になりました。本当に「土」が命なんだということがよく分かりました。すぐに実行してみたいと思います。
世田谷区在住
最高に良かった。超感動で一生忘れません。
世田谷区在住
自分の思考を今一度考え直してみることの大切さに気付きました。ありがとうございます。
豊島区在住
土作りからしたくなりました。自分の生き方から考えさせられました。ありがとうございました。また是非参加したいです。
世田谷区在住
大変良かった。世界観が変わった。
世田谷区在住
オーガニックは「哲学」ということが分かり、ためになりました。土づくりから実践してみます。
国分寺市在住
自分のセンスで決める、考えを少し変えてみる、という話がとても印象的でした。キッチンで野菜を育ててみたくなりました。
世田谷区在住
とても役に立ちました。今まで常識と思っていたことに間違いがありました。


石川アミ:日本大学芸術学部放送学科卒業。‘96〜 TVK「横濱TV」「アクセスNOW」「ハマ大国」「かながわTODAY」等レポーターを経て‘02〜05 TVK「緑への歩み」司会 ミニコーナー「亜美の農園日誌」では、一人で30坪の畑を耕作。40品目75品種の野菜を育て、その奮闘ぶりが話題に。‘04ベジタブル&フルーツマイスター通称「野菜ソムリエ」の資格取得‘05 出産。子育てをしながら上級資格取得を目指す。‘07〜神奈川県内の有資格者でつくる「ベジフルコミュニティーかながわ」幹事として、NHKカルチャーなどに於ける野菜教室主宰‘09.3 最高峰「シニア ベジタブル&フルーツマイスター」資格取得。
日時:2010年1月11日(祝)10:30〜12:00、13:30〜15:00
場所:INAX世田谷ショールーム
ロコベジ=local vegetable and fruit
ロコベジライフとは、地元の野菜を知り、生産されている方と対話し、そして、
大切にその野菜や果物をいただくこと。

野菜ソムリエの最高格であるシニアマイスターの一人である石川アミさん。野菜や果物の魅力を生活者(消費者)に伝えることをはじめ、農家の皆さんや野菜や果物(ベジフル)に関わる方々を支えることをお仕事とされています。
セミナーでは、出演されていたTV番組で、実際に農業を体験したことがきっかけで今の活動を始めた経緯のお話から始まり、ロコベジライフの説明や、ご自身が活動されている神奈川県の農業生産量における県内消費量の低さについてなど、普段、なかなか知ることのできない沢山の情報に、参加者の皆さんは石川さんのお話に引き込まれていました。

セミナーも中盤に入り、参加された方々の前には、お米のとぎ汁と1%の塩で茹でた2種類の大根を試食しました。この試食の前に、地元野菜だけが持つ鮮度についてや、大根それぞれが持つ特性を活かした食べ方の説明を受けていた参加者の方々は、この2種類の大根をじっくりと見比べ、口へ運ぶと、お互いの顔を見合わせて頷きあっていらっしゃいました。

大根の試食に続いて、神奈川県小田原市根府川で採れた、旬の5種類のみかんを食べくらべしていただきました。甘さが強いものや酸味が強いもの、香りが強いもの等、食べくらべることによって豊かな個性を実感することができました。
みかんの種類は約600もあり、実は世田谷区内にもみかん狩りができる果樹園があるそうで、とても興味がわきました。

石川さんは今回のセミナーに向けて、世田谷のロコベジを知るために、大蔵大根を生産している大谷さんに会いに行ったそうです。
食の安心安全が大きく取り上げられるようになった昨今、生産されている方々との距離が遠くなり、お互いの状況を知り合える機会が少ないことが問題であると教えていただきました。
そして、最後に「明日から、皆さんもロコベジをできるところから始めてみませんか?」というメッセージを参加者に伝え、セミナーは修了しました。
セミナー終了後には、「世田谷で新鮮で美味しい野菜を手に入れるためにはどうしたらよいのか?」など、明日からロコベジライフを楽しむための質問が多く寄せられていました。

狛江市在住
野菜ソムリエに興味があったので有意義でした。珍しい野菜を知ることができました。
杉並区在住
とても興味深かったです。都内で地元生産の野菜をもっと手に入りやすくなる日本になってほしいです。
川崎市在住
塩加減やカットの方法など実用性のあるお話が聞けたこと、珍しい野菜や果物をいただけたことがとてもよかったです。
世田谷区在住
野菜の素材を見直すきっかけになりました。
世田谷区在住
野菜、果物の味をゆっくり楽しめました。大蔵大根を初めて食べました。
世田谷区在住
お話も楽しくてよかったです。美味しい食材を知ることができました。